皆さんこんばんは、最近マガポケにハマっている男・稲荷です。
スピード違反、一時不停止、信号無視、あおり運転やながら運転…etc
自動車を正しく運転する上で守らなければならない交通ルールはたくさんありますが、あまり知られていないけど実は違反だった!なんてことはありませんか?
今回はそんな「意外と知られていない道路交通法、交通ルール」についていくつかご紹介したいと思います。
一般道路での後部座席のシートベルト未着用
道路交通法第71条の3により、後部座席のシートベルトは、高速道路だけでなく一般道でも着用義務が定められています。
反則金:なし
点数:高速道路走行時1点、一般道走行時なし(口頭注意)
横断歩道に歩行者がいるのに停止しない
道路交通法第38条では、横断歩道での歩行者の優先が定められています。信号のない横断歩道で歩行者が待っていた場合、一時停止して歩行者を横断させなければなりません。しかし「自分が停止しても対向車が停止しない」「一時停止すると後続車から追突されそう」などの理由で、停止しないドライバーも多いようです。
反則金:普通車9,000円、大型車12,000円
点数:2点
サンダル・ハイヒール運転
道路交通法第70条「安全運転の義務」では、ドライバーは車のアクセルやブレーキ操作を確実に操作でき、他人に危害を及ぼさないようにすることが定められています。これに関して各都道府県で、ドライバーの靴について施行細則が定められている場合があります。サンダル、ハイヒール、厚底靴、スリッパなどでの運転は違反となりますので注意しましょう。
反則金:普通車6,000円、中・大型車7,000円
点数:なし
大音量でのオーディオ使用
道路交通法第70条「安全運転の義務」によれば、ドライバーは周囲の状況に応じて判断する必要があるので、外部の音が聞こえないような状態での運転は違反となります。車外の音が聞こえないような大音量でのオーディオ使用や、イヤホン、ヘッドホンをしたままの運転は避けましょう。
反則金:普通車6,000円、中・大型車7,000円
点数:2点
クラクションの乱用
道路交通法第54条「警音器の使用等」には、ドライバーはむやみにクラクションを鳴らしてはならないと明記されています。クラクションは、見通しの悪い交差点か曲がり角 や危険を防ぐためにやむを得ないとき 、警笛に関する道路標識がある区間、危険を防止する場合以外での使用は基本的に認められていません。
反則金:3,000円
点数:なし
雪道をノーマルタイヤで走行
道路交通法第71条「運転者の遵守事項」の6を受け、各都道府県公安委員会では積雪・凍結した道路でのスタッドレスタイヤの着用を義務付けています。
反則金:普通車6,000円、大型車7,000円
点数:なし
いかがでしたか?
意外とやってしまっていた、ということはありませんでしたか?
これら全て、周囲の人や自動車、そして何よりも自身の命と安全を守るためのルールです。
反則金や減点があるからどうこうという話ではなく、何のためにそのルールがあるのかきちんと理解して安全運転に努めましょう(^^♪
参考 e-GOV 道路交通法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105