この度の台風15号で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
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さて。。。スタッフblog、今回は
桜川市真壁町に在住の稲葉です。
実はこの夏、ワシは50年の歳月を過ごした地元で、生まれて初めて祭の神事体験をしました。平安時代から続く「真壁かったて祭」に参加した話です。
「真壁かったて祭」とは→http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page000035.html
参加のきっかけは、嫁(桜川市民4年で強い地元愛に開眼した嫁に巻き込まれた)
8月お盆前の週末「友達の分まで作らないと!だから車で送ってぇ」と頼まれたのが事始め。
結局、気づけばまんまと「たいまつ」の手づくり体験から参加のハメに。
たいまつ・・・って読んで字のごとく、松明って書くのか、、、
恥ずかしながら、竹を割った中に樹液のまだ滲む「松の樹の薪」を刺しながらの感想(苦笑)
歴史を辿る松明づくり。指導してくださったのは1006年鎮座の御所駒ヶ瀧神社の40代目:桜井朋彦宮司。丁寧な指導のもと「かったて祭り」の由縁を知ることにもなりました。いやぁ、タメになった。
この、平安時代の平氏の戦の攻防風情を今に伝える昔ながらの松明。
当日は、神社境内拝殿にてご祈祷を済ませ
神火を移した炎を灯し抱えて登った権現山(通称・真壁富士)に富士浅間神社があることも知らなかった。
平安時代からずっと絶えることなく地元真壁に続いてきた伝統行事だというのに、見るのも聞くのも初めてのことばかり。「地域の人たちに安心と安全を!」という意識を普段仕事でも忘れたことはなかったけれど、やはり、こうして昔の人から代々続いてきた祈りの神事と感謝と自然の中で、わしら人間は、生かされているんだ・・・・という、奥底から湧き上がるような素晴らしい経験となりました。
(地元桜川のお客様たちも、意外と何も知らなかったので会話が弾み心の中で嫁に感謝です)