皆さんこんにちは、最近スポーツ系の漫画を読み漁っている男・稲荷です。
突然ですが、皆さんは宇宙人の存在を信じますか?👽
本当に突然だな…
何を言い出すんだこいつは…
そんな声が聞こえて来る気がしますが、無視します。
地球人も言ってみれば宇宙人の一種かもしれませんが、広い宇宙に知的生命体が我々地球人だけだと考えるほうが不自然だと私は思います。
しかし今日の本題はそこではありません。
宇宙人はいる、という前提で話を進めますが、
皆さんは、「言葉のみ」で宇宙人に「左」を説明できますか?
言語は通じるという前提で構いません。ドラえもんの翻訳こんにゃくでも食べたことにしておきましょう。
皆さんならどのように説明するでしょうか?
絵を描いて伝えることが出来るなら簡単です。
「⇦」を描いて尖っているほうが左だよ、と教えれば良いのです。
しかし今回は「言葉のみ」という制約があります。
お茶碗を持つほうの手
宇宙人はお茶碗でご飯を食べるのでしょうか?
心臓があるほう
宇宙人の心臓は左側にあるのでしょうか?
何個も心臓を持っているかもしれません。心臓がないかもしれません。
南を向いて太陽が昇るほう
宇宙人が住んでいる星は太陽が東から昇るのでしょうか?
東西南北は地球と同じでしょうか?
おそらく宇宙人に「左」を伝えるには、「地球にしかないもの」「地球人が作り出したもの」を使って説明するのは不可能だと思われます。
ではどうすれば良いか?
答えはこうです。
まずコバルト60を絶対零度近くまで冷やす。
そして原子核を軸に強い磁場のほうに整列させ、
ベータ崩壊に伴い軸の両端から出る電子の数が多いほうが南極だ。
これで惑星のどちらが南極でどちらが北極か分かったから、
次に磁石を持ってきて水に浮かべ、先程定めた南極方向に引かれるほうがS極、その波子がN極だと定める。
最後に銅線に手前から奥方向へ電流を流し、その下に水に浮かべた磁石を置く。
そうして用意した磁石のN極が指す方向が「左」だ。
皆さんこう思ったでしょう。
「何言ってんだこいつ」
大丈夫、私も何を言っているのか分かりません。
そしてこれは、説明する対象が「左」なので仕方ないのですが、丁寧に説明しようとして逆に分かりにくくなってしまった例だと思っています。
何かものを説明しようと思ったとき、相手がどこまで理解できているか見極めることはとても大事なことです。
しかし、自分が知っているのだから相手も当然知っているだろうという前提で話してしまうこともしばしばあるかと思います。
そしてこれは意識しないと改善できません。
自分にとっての当たり前は、相手にとってはそうではないかもしれない。
いつもそのことを考えながら話すのは簡単なことではないかもしれませんが、私たちが扱っている保険という商品は形を持たない分、言葉による説明が特に重要な部分になってきます。
一歩ずつお客さまからの信頼を得られるように、聞く相手に合わせた分かりやすい説明を心掛けていきたいものです。
以上、宇宙人の話題から、思いやりって大事だよね!というお話でした^^