日光東照宮は、1617年に徳川家康公を祀る神社として2代将軍 徳川秀忠公により建てられました。その後1634年〜1636年にかけて、3代将軍 徳川家光公により造替されたそうです。1999年には世界遺産にも登録されました。
家康が日光に祀られることになったのは、家康本人の遺言だったとか...。
『遺体は久能山に納め一周忌が過ぎたならば日光山に小さな堂を建てて勧請し、神として祀ること、そして八州の鎮守となろう』と残されていて、日光から徳川幕府の安泰と日本の平和を守ろうとしたと伝えられているそうです。かっこいいですね
2017年3月、国宝「陽明門」が44年ぶり4年間をかけた大修理を終え、よみがえりました。これほどの大修理はこの先100年はないと言われているとのことで、色鮮やかな姿を見れるのは今がチャンスですよ。
自分で興味をもって来てみたいと思ったのはこれが初めてで、建築物の鮮やかさと彫刻の繊細さどれも芸術作品のように見事でした。
私が一番見てみたかったのが家康が眠っているお墓です。ひんやりとした杉の木立の中を207段もの石段を息を切らしながら登った先には、家康の神棺を納めた5mの御宝塔があります。これを見たときは鳥肌がたちました。隣には大きな杉の御神木「叶杉」があり、願い事を唱えると叶うと言われています。
東照宮の隣には、二荒山神社があり招福や縁結びのお御利益をもたらし、2本の杉が寄り添う「夫婦杉」がパワースポットとなっているそうです。
帰りには、霧降高原の大笹牧場やチロリン村のかき氷とチーズケーキ(とってもおいしい)を堪能し帰って来ました。
わたしは緑がきれいな新緑の季節に行きましたが、紅葉や雪景色もすてきだと思います。
中島でした