2017年度の4月から6月までの3カ月間に当社が対応した事故について、概要をまとめました。
皆さんの事故防止や注意喚起に役立てていただきますと幸いです。
1.発生状況
・自動車事故160件
・火災、傷害など13件
・生命保険4件
・当社で加入の保険以外の事故相談6件
ここからは自動車保険での事故について分類しました。
2.事故の形態別
一番多いのは、相手がいる車対車、つまり車同士の事故でした。
相手がいる事故は、こちらの言い分と相手側の言い分が異なるケースも多々ありまして、
解決までに一定の時間を要します。
また、今期は、局地的に雹が降るという自然災害が発生したこともあり、
飛来物による車両の損害が40件を超えています。
お車の破損による修理は、
車両保険を付けていないお車は、自己負担で修理することになります。
窓ガラス1枚の修理で10万円程度で済む損害から
100万円を超えるような修理となる損害まで様々でしたので、
車両保険に加入する大切さを改めて感じます。
3.事故の状況別
「追突被追」というのは、契約者が追突してしまったり、追突をされてしまった、という事故です。
「逆追突」というのは、後進(バック)時に後ろの車などにぶつけてしまった、という事故です。
「ガラス」というのは、飛来物などによりガラスの単独破損です。今回の雹による被害とは別に分類しています。
雹による損害を除くと一番多かったのは、追突事故でした。
追突事故は、
・車間距離を充分に空ける
・スマホ、携帯などの脇見をしない
この2点を守れば、概ねは防げますので、ご注意いただければと思います。
また、今後の自動ブレーキの開発、普及による撲滅されるのか?気になるところであります。
4.事故場所別
飛来物による事故については、事故場所を分類できていませんので、これを除いていますが、
約4割が駐車場などの敷地内で発生した事故でした。
道路上での事故とは異なり、さほどスピードを出すわけでもないので、
何台も巻き込むような、いわゆる「大事故」ではないのですが、
「もめる」ケースも多くあります。
コンビニで買い物が終わり、さて帰ろうかとバックをした際に、いつの間にか後ろに車がいてぶつかった・・・なんて、
ちょっとした油断が接触事故につながるケースが多く見受けられます。
まさに「油断大敵」ですね。
5.最後に
事故を起こそうと思って運転しているドライバーはいないかと思いますが、
それでも交通事故は起きてしまいます。
三友企画は、事故の形態や状況、事例などをご案内することで、
皆さまや皆さまの大切なご家族が、安全運転に対する意識が高まり、
事故を未然に防ぐことにつなげていただきたい、そのように願っております。
今後も積極的に推進してまいります。