あっという間に2月最後のスタッフblogですが
わしは、今年初めての登場、稲葉のらお君です。
2月といえば・・・そう、まさに冬。
この冬は特に、日本全国から雪の被害が拡大。
雪の被害といえば、四年前の甲州地域を襲った記録的大雪。
ワシの嫁はその最中、車で清里から只見への移動中被害に遭遇。
身動き取れず、見ず知らずの道端で知り合った方の家にて
なんと4泊を過ごさせてもらったという経験者。
わしは、昔からどうも冬は寂しいような気分がして苦手なわけで。
でも、今年2018年は特に、この冬がとても印象深い年かも?と感じていたりする。
閉幕したばかりの冬季オリンピック。
仕事が忙しくLive で見れたことはほとんど皆無。
だが、やっぱり、スゴく熱いエネルギーと感謝のようなものが伝わってきた。
このオリンピックの印象は、伝えるプロたちの報道に任せて
自分にしかない、自分なりの、今年の冬の特別な印象を綴るとすると、
競技の場でも、HOME とAWAYがあるように
自分にも 紛れもなく HOME と言える場所があったりする。
山が好きで、渓に魅せられ
「山渓有情」と信言を刻み、仲間と重ねてきた長き年月を育んできた大切な場所。
後世に残したいと思える素晴らしい自然が残る聖地。
そして、いつ行っても、家族が帰ってきたかのように喜んでもらえる人がいる場所。
その場所は、奥会津只見。
豪雪地帯で知られる場所で、年間の平均積雪量は16m以上。
ブナで有名になった白神産地の面積とは、まるで比較にならないほどの
広大なブナの原生林が広がっている【自然首都・只見】なのだ。
自分が生きてきた半分以上の年月、毎年欠かさず季節を通じて訪れてきた。
でも
今年 2月 冬
今回がワシにとって初めての「只見雪まつり」となったのだ。
夜には花火大会が盛大に行われ、芸人さんや歌手の演目も開催。
メインステージの大きな雪像は圧巻。
町の人たちや婦人会、蕎麦会など、地域性を感じられる地元感溢れる出店が並び、好きな蕎麦を食べ比べて見たりした。
特にわしのオススメは、何と言っても「滑らない靴」です(笑。白い大地がツルツルで、何度かコケはぐったぞな)
只見といえば
数え切れないほどの固有絶滅危惧種の動植物が宿り、世界的にも稀な自然の奇跡が溢れユネスコエコパークにも認定されているが、何せこの雪では何もかもが、真っ白に埋め尽くされてしまっている。
重要文化財家屋である叶津番所は、茅葺屋根の古来日本家屋。
夜中に寝ていて、鼻が痛くて目が覚める寒さにビビったが、朝起きて、車が雪だるま⛄️になっていたのには更にビビった。地元の人の雪と闘う毎日を思うと、言葉がなかった。
だが、気楽な来訪者のわしには、そんな中もうひとつ楽しみがあるのだ。ウシシシ
実は、ここには【天然炭酸水】が、ぷくぷくブクブクと地下から湧き出しているのだ。一晩で80センチも積もる豪雪にもメゲズ、力強い保護会の方々のお陰で雪掻きまでして整備されている!!
地球🌏の万物のエネルギー
その活性の源であるミネラルが豊かに詰まった 天然のPerrier
この季節でこそのクオリティが素晴らしい。
汲みたてを口に頬張ると、何とも優しく軽やかに「ショワッ」と弾けてほんのり甘い。
うまい!!!!
(この時の動画はこちらから)
因みに、落ち葉🍂の季節や虫が飛ぶころも飲んでみたが、全く別物のように香りが違う。鉱泉の匂いが強く出ている季節もあれば、2日程そっと置いておくと見えていなかった沈殿物が下に溜まる時期もあるのだ。
何もかもが白く覆われてしまう季節だからこその自然の醍醐味。
いやいや、実は本当の楽しみは
この前、いただいたばかりの12年もののオールドパー。
早く帰って、この炭酸水を。
高級ハイボールにして
いただきまーす!!の幸せなのでした。お粗末。